妙高市の概要

 

新潟県妙高市とは…新潟県の上越地方にある市で、面積は445.52k?、人口は約3万8千。同じ上越地方に属する上越市や糸魚川市から見れば、小さなものである。(特に上越市から見れば…)
平成17年4月1日に、新井市・中頸城郡妙高高原町・中頸城郡妙高村が合併(中頸城郡の2町村を新井市に編入)し、誕生した。編入合併であったが、将来のことを見据え、また知名度なども考慮して、任意合併協議会で検討した結果「妙高市」に落ち着いた。
市名の由来となったのは、やはり…「越後富士」や「須弥山」の異名を持つ、日本百名山の一つである「妙高山」。この「妙高山」やその裾野に広がる自然を大切にしながら街づくりを進めようという、「生命地域(バイオ・リージョン)の創造」を市政の理念としている。
ここで、軽く旧3市町村の歴史をおさらい…

<新井市>
1954年(昭和29年)、新井町、矢代村(やしろむら)、斐太村(ひだむら)、鳥坂村(とりさかむら)、泉村、平丸村(ひらまるむら)、水上村(みずかみむら)、上郷村(かみごうむら)及び和田村の一部が合併、新井市が誕生。
1955年(昭和30年)、和田村の一部、原通村(はらどおりむら)の一部を編入合併。
1956年(昭和31年)、水原村の一部を編入合併。
<妙高高原町>
1956年(昭和31年)、中頸城郡妙高々原村及び杉野沢村が合併して妙高々原町として誕生する。
1969年(昭和44年)、妙高高原町に改称する。
2005年(平成17年)、中頸城郡妙高村とともに新井市へ編入合併、閉町。
<妙高村>
1955年(昭和30年)、中頸城郡関山村、大鹿村(おおしかむら)、豊葦村(とよあしむら)及び原通村の一部が合併して妙高村となる。
2004年(平成16年)、村制50周年をむかえ、各種記念行事が行われた。
2005年(平成17年)、中頸城郡妙高高原町とともに新井市へ編入合併、閉村。
市内の様子としては…新井地区(市の中心部)は、商店や工場が多く集まっている。また、周辺部は稲作が盛ん。妙高地区は、里山と農地が広がる。大鹿のタバコ栽培などが有名。妙高高原地区は、上信越国立公園をはじめとし、温泉やスキー場など、自然豊かな観光資源を持つ。
気候関連では…国内有数の豪雪地帯で、ものすごい雪が降る。(このため、信越本線には“史上最強”と謳われるロータリー除雪車DD53がやってくる。)夏は涼しく、過ごしやすい。春や秋は朝晩が冷え込むが、こちらも過ごしやすい気候である。

公共交通機関は…JR信越本線が市内を南北に貫き、妙高高原・関山・新井・北新井の計4駅が設置されている。(注:関山〜新井間には二本木駅があるが、上越市中郷区のためここでは除外。)バス路線は、市内の大半が頸南バス路線だが、一部では妙高市営バス(頸南バスが運転)や川中島バスも運行されている。
道路網では、主に上信越自動車道と国道18号が市内を南北に貫いている。ちなみに、夏の海水浴シーズンともなれば、ものすごい渋滞に見舞われる。

 

←新潟県妙高市に戻る

inserted by FC2 system